佐田建美について佐田建美はSDGs未来都市である岡山県真庭市にて建具・家具製造事業を営んでいます。
■建具において
桧生産量が全国トップクラスの岡山県産桧を主に使用した組子細工、「真庭組子」を展開。大きなものでは東京のホテル "The Okura Tokyo" メインロビーの大ガラス窓を飾る超大型組子細工から、繊細な美術作品として注文を受ける「真庭組子 極」、新建材を組子柄に機械で加工し価格を抑えた「真庭組子 華」を製造しています。
■家具において
ドイツ発祥の“System32”を製造システムに据えた自社ブランド “KÖLN32” を有し、ドイツ・オーストリアなどからのパーチクルボード、ヨーロッパの最新式金物、岡山県産桧材等を使用したオーダーメイド家具製作、大型物件家具工事を承っています。
1,000年以上昔から日本で受け継がれてきた組子細工「真庭組子」と、今ではSDGsの要請に応えることのできる素材も使用する家具シリーズ “KÖLN32” という2つの異なる分野を組み合わせ、木の新たな可能性、新たな価値観・ニーズを創り出していくことが、私たち佐田建美の使命なのです。
リノリウムCLT応接デスクと組子細工
岡山県真庭市金融機関内応接室
個人邸 大型組子細工引き戸 兵庫県蘆屋市
佐田建美の取り組み 「自分たちができること」を積み重ねて
1. 岡山県産材を利用すること
日本の人工林の多くは、戦後荒廃した森林の復旧のため、住宅の建築用材として成長が比較的早い杉や桧が積極的に植えられました。現在、森林資源は増加し続けることができていますが、外材の利用や非木造化が進み、国産材の利用が進まない状況になっています。この結果、新しい木が植えられなかったり、間伐が進まないことなどから土砂崩れの原因になったり、病害虫が発生しやすい原因となっています。
木材は伐採して、再び植林して育てることで再生することができる資源です。「伐採して、使って、植えて、育てる」このサイクルを続けていけば枯渇することのない無限の資源と言えます。
私たちは岡山県産材、真庭市産材を使い木製品を製造することで「使う」のサイクルに貢献します。
2.「真庭」を世の中に発信し続けること
真庭(まにわ)市は、合併された市であり元々は真庭群でした。そういった土地の地名の多くはあまり知られていません。そこで木製スーパーカーを開発したとき、自分たちができる町おこしをテーマに、作品名に「真庭」をつけて発表しました。木製スーパーカーを目に留めてくださり、「真庭(シンテイ)についてお伺いしたい」とテレビの取材依頼がありました。そのとき、「真庭(まにわ)」が世の中に知られていないことを痛感し、作品や製品名に「真庭」をつけ、世の中にPRしていくことを決めました。
私たちは「真庭」という地名を世の中に発信し続けることが町おこしに繋がると考えています。
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社長の想い
佐田建美は昭和50年8月に創業いたしました。昭和59年3月には株式会社として設立し、今日に至っております。私自身も建具職人として見習いでスタートし、師匠や先輩方にご指導を受け、数多くの事を学びました。
企業の「企」は「企てる(類語辞書:あることを実現しようとして、あれこれ工夫したり計画を立てたりする事)」と書きます。多くのお客様は今現在あるものに対しては敏感に反応される一方、何も存在しないものに対して批判、批評なさることはないと思います。
我々は企業家の意義として「お客様のニーズにただ応える!」ではなく、お客様が「え!何!?」と驚かれるような感動と、「今まで無かった物でも創り出していきたい!」そして以下のことをしっかりと基本に置き、楽しい「ものづくり」を発信していきます。
①夢を現実にするニーズの先取り!
②ワクワクするような革新性のある製品を提供する!
③我々は常に進化し続ける!
また、唯一無二の作品づくりでは世界で評価を頂き、「木製スーパーカー 真庭」(各メディア、TV等200本以上に取り上げられ、イギリスBBCでも放映⦆をはじめ、多くの創造作品を生み出し、そのノウハウや経験を基に暮らしの中で楽しく使える家具、建具を中心とした木製品を皆様にご提供させて頂いております。
「狭い分野でも一番のものづくりを目指して!」
ぜひご連絡をお待ち申し上げます。
代表取締役
会社概要
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