第74回全国植樹祭 岡山大会2024 |
佐田建美による 御座所背面装飾デザイン・製作 入場ゲートデザイン・製作 |
また、今プロジェクトの製作過程を取材していただいた津山朝日新聞のWEB版を、このリンクにて読むことが出来ます。こちらもぜひご一読ください。 |
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六角組手CLTゲート
高さ3.5M、スロープも含めた長さは7Mの入場ゲートです。 提出したプランがコンペティションを勝ち抜き、デザイン・製作・インストールまで、一貫して佐田建美で行わさせていただきました。
この入場ゲートは岡山県にて製造された桧CLTを使い、金具や接着剤を使わずに組み上げられています。素材としてCLTを使用することが、コンペティションのテーマだったのです。
6角形は、日本では亀の甲羅の模様である亀甲模様とも呼ばれています。亀甲模様は、吉兆模様の一つであり、長寿の象徴でもあります。いくつも同じ形が連なって形成されていることから、永遠に続く繁栄の意味もあります。また、耐久性に優れた構造を形成できるのも六角形の特徴です。
最先端の建材と古くから伝わる木組みの技術、概念が合わさることで生まれる新しい可能性と、新しい世界を、このゲートは象徴しているのです。 |
佐田建美ショールームでは、多くの組子細工製品と共に、この御座所背面真庭組子と同規格レプリカ(幅2M、高さ3Mのユニット)を展示しています。ぜひご見学にお越しください。 植樹祭以降、ありがたいことに多く寄せられるご質問として、「植樹祭で用いられた組子細工の技法で、オーダーメイドの組子細工パネル・建具の製作は可能か?」とのお問合せがございますが、製作依頼は常に受け付けていますので、サイズ・仕様など、お気軽にご相談下さい。 |